燃費について
高級セダンのイメージは、見た目の良さや乗り心地の良さなどがあり、ともに燃費が悪いというイメージもあります。高級セダンの概念として大排気量で車内空間が広く、ゆったりとした室内と余裕のある走りが要求されます。
また、大型で安全性が高く、車内の装備も優れており、車両価格が高額となるでしょう。国内で販売される高級セダンの定義は、現在では車両価格が400万円以上が最低条件で、それ相当のスペックが求まられます。
また、大きなパワーを発生させるためにFR駆動式で3000㏄以上の大型エンジンを搭載しており、中には2500㏄などのエンジンにターボを搭載しているなど大きな馬力でゆとりの走行を可能にします。
確かに燃費においてコンパクトカーに比べて悪くなることが多いでしょうが、燃費よりも居住性能や走行性能、安全性能などが重視されるため、大型であることから燃料を多く消費する点は仕方がなく、しかも、富裕層をターゲットに生産されているため、この問題がそれほど考慮されて造られてはいません。